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診療案内

FLOW診療の流れ

当院における治療は、
おおむね下記のような流れで進んでいきます。

  • ① 初診

    ・問診
    ・超音波検査
    ・採血(クラミジア抗体/風疹抗体)
    ・AMH(体外受精をされる方)
  • ② 月経~排卵まで 排卵まで2~3回程度来院

    ・血液検査(E2・LH)・超音波検査(卵胞の大きさ・子宮内膜の厚さ)
  • ③ 排卵期 排卵日の当日来院

    ・頸管粘液検査 ・フーナーテスト
  • ④ 排卵後 排卵チェックに来院 精液検査で来院
    (次周期開始までに検査)

    ・精液検査
  • ⑤ 次周期 生理5日目以内に来院 通水予約

    ・卵管通水検査
  • ⑥ 検査終了 タイミング治療6か月程度

RESULTS治療実績

当院における妊娠数の内訳
(2006〜2019年)

体外受精 / 顕微授精における
年齢別妊娠率(2008〜2019年)

CHECKUP検査内容

  • クラミジア抗体

    性感染症(STD)の1つです。クラミジアに感染していると卵管に炎症が起こり、卵管の通過性が悪くなります。癒着の原因になると同時に不妊の原因にもなるため、必要があれば内服薬で治療します。
  • AMH検査

    卵子の数の目安(卵巣予備能)を推測する検査で、数値が低い場合は残されている卵子の数が少ないと考えられます。AMHの値が低いことは「妊娠しにくい」のではなく「妊娠の可能性がある期間が限られている」ことを示しており、この場合は治療のステップアップを検討することになります。
  • 風疹抗体

    妊婦が風疹にかかると、胎児が先天性の障害を持って生まれてくる可能性があります。そのため抗体価が16倍以下の場合はワクチン接種が必要となり、接種した場合は2か月の避妊期間を設けます。
  • 超音波検査

    卵胞(卵子が入っている袋)の大きさ、子宮内膜の厚さを測定します。卵胞が大きく(16mm以上)なったら採血を行い、排卵日を特定します。
  • E2(卵胞ホルモン)

    卵胞ホルモンは子宮内膜を厚くしておりものを増やし、精子が通りやすい状態にします。卵胞1個あたり200~250pg/ml以上あれば成熟卵と判断します。
  • LH(黄体化ホルモン)

    黄体化ホルモンは排卵を誘発するはたらきがあり、排卵直前に急激に上昇(LHサージ)します。LHの上昇が認められれば、排卵が近いと判断します。
  • フーナーテスト

    排卵日に合わせて性交し、その翌日に来院していただいて検査を行います。検査では頸管粘液の状態や、精子が頸管粘液の中に侵入できているかを判定します。結果が不良だった場合には次の周期に再検査を行うか、抗精子抗体を調べます。
  • 精液検査

    精液を採取して、精液の量・精子濃度・運動率を調べます。結果が不良の場合は再検査を行います。
  • 卵管通水検査

    卵管が通っているかを確認します。生理終了から排卵前(おおむね生理10日目)までに検査を行います。
検査は治療と平行して行いながら原因を探るため、検査終了までは1~2周期程度の時間が必要になります。
※ 上記の検査で問題がなければ、その後は周期ごとに超音波と血液検査で排卵日を特定しタイミング指導を行っていきます。 一定期間治療しても妊娠に至らない場合はステップアップを検討します。(目安としてはタイミング治療6か月、人工授精6~7回程度です。ただし年齢が高い場合や検査値によっては急がなければいけないケースもあります。)
※ 年齢や不妊の原因、不妊期間、過去に受けてきた治療内容等によっては、人工授精または体外受精・顕微授精からのスタートをおすすめすることもあります。(どのステップから始めるか、どの程度の期間試してみるか、などはお2人の希望によります。)
※ 今後の治療に対する不明点やご希望などがありましたら、来院時にスタッフや院長までお伝えください。

TREATMENT診療内容

皆さまの
妊娠・出産のチャンスを
少しでも広げたい。

当院では、不妊治療に特化した診療を行っています。
内容は下記のとおりです。
※一般婦人科診療は行っておりません。

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